FIREは５種類！目指すのはどれ？

FIREとは、「Financial Independence, Retire Early」の頭文字をつなげた造語。

経済的に自立できるだけの資産を蓄え、会社を早期退職するライフスタイルを指します。

今回は、5種類あるFIREそれぞれの特徴と、私が目指すFIREを紹介します。

５つのFIRE

FIREは大きく分けて、リタイア後も働き続けるタイプと働かないタイプに分かれます。

働かないFIRE

まず、働かないFIREはファットFIRE（Fat FIRE）とリーンFIRE（Lean FIRE）の2種類があります。

まさに王道！ファットFIRE

十分な資産を持ち、資産収入で生活費と娯楽費の両方を賄うのがファットFIREです。

Fat…太った、多額の

お金の心配をせず悠々自適に暮らすライフスタイルは、世間が抱くFIREのイメージに一番近く、まさにFIREの王道といえます。

それだけに、リタイアに必要な資産額も一番多く、実現難易度は一番高くなっています。

必要なお金は最低限！リーンFIRE

旅行などの娯楽費は使わずに生活費をなるべく切り詰め、最低限の資産収入で暮らすのがリーンFIREです。

Lean…体が締まった、無駄がない

生活費や娯楽費の切り詰めと聞くと「旅行に行けない人生なんてつまらない」と思う方もいるでしょう。

ただ、このFIREはそういった欲求を我慢するのが苦痛である方に向いている生き方ではありません。

もともと支出を抑えた生活が性に合っていて、お金をかけずとも幸せに生きられるという方に向いています。

FIREはそもそも、人に強制されるものではありません。

苦痛を感じるなら他の生き方を探すべきです。

関連記事：リーンFIRE（Lean FIRE）の特徴とは？メリットとデメリット

働くFIRE

次に働くFIREを紹介します。

働くFIREは、サイトFIRE（Side FIRE）、バリスタFIRE（Barista FIRE）、コーストFIRE（Coast FIRE）の3種類。

副業をプラス！サイドFIRE

必要な生活費と娯楽費は、資産収入と副業で賄うのがサイドFIREです。

Side…副次的な、付随する

サラリーマンは辞めたいけど、自分が楽しいと思える仕事を続けたい。

そんな方におすすめのFIREです。

実現難易度は他のFIREと比べて低め。

好きなことで仕事を続けるので、会社を辞めてからも社会とのつながりを得られます。

バリスタFIRE

必要な生活費と娯楽費は、資産収入と短時間勤務のアルバイトやパートタイム労働で賄うのがバリスタFIREです。

Barista…バリスタ。喫茶店やカフェでコーヒーを入れる職についている人。

サイドFIREとよく似ていますが、雇われて働くかどうかに違いがあります。

コーストFIRE

最初に投資用の元本を確保したら積立を止め、複利の力で資産が育つまでの期間、生活費を働いて稼ぐのがコーストFIREです。

Coast…惰性で進む、楽に進む。

例えば、5000万円を貯めて50歳でFIREする目標を立てたとします。

リタイアするまで元本を積み上げ続ける他のFIREとは一線を画します。

元本を確保してからは限りなく一般的な暮らしに近く、過度な節約や副業をする必要がないため無理なくFIREを目指すことが可能。

ただし、途中で積立を止める分、リタイア可能な年齢は遅くなります。

加えて、順調に資産が育っているか定期的に経過を見守り、相場環境によっては追加投資を検討する必要があります。

関連記事：コーストFIRE（Coast FIRE）の特徴とは？メリットとデメリット

私が目指すFIRE

私が目指すのはサイドFIREです。

FIREを目指す大きな動機は、働き方をデザインしたいからです。

仕事内容、出勤日、出勤時間…

サラリーマンとして拘束される時間を取り戻し、自分が楽しいと思える物事に充てたい。

人生は一度しかないですから、我慢ばかりで終えるのはもったないと思うわけです。

FIREを目指す理由はたった一つ「自分の人生を取り戻すため」

皆さんはどんな生き方をしたいですか？

今までの社会では、定年まで働き続けることが美学とされてきたかもしれません。

でも、会社は私たちに自由を与えてはくれません。

かなえたい生き方があるのなら行動あるのみです！

今回の記事が、理想の生き方を探す参考になれば幸いです。

↓↓目指すFIREの種類が決まったら、実際に行動していきましょう。↓↓

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