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インデックス投資と高配当株投資、二刀流の理由

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二つの株価チャート
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投資手法の中でも人気のあるインデックス投資と高配当株投資。

FIREを目指すうえで私がなぜこれら二つの投資手法を実践しているのか。

今回はそれぞれのメリットとデメリットを整理した後、二刀流へ挑戦している理由について紹介していきます。

メリットとデメリットの比較

インデックス投資と高配当株投資は、どちらも長期的な資産拡大を目指したものですが、コンセプトが異なります。両者の大きな特徴は下表の通り。

インデックス投資と高配当株投資の比較表

インデックス投資は総資産額の拡大を目指しているのに対し、高配当株投資はキャッシュフローの拡大を目指した投資手法です。

インデックス投資は、商品選びが簡単で自動で積み立てられるため手間がかかりません。ただ、リターンの恩恵を享受できるのは、何十年も経って売ったときという特徴があります。

一方、高配当株投資は配当という形で利益確定が繰り返され、定期的に資金の出入りが発生します。資金を入れた分だけ配当額も大きくなるので、投資をしているという精神的充足感を得られやすい特徴があります。

私が両方の投資手法を取り入れている理由

合理的なのはインデックス、しかし売り時の心理的負担を考慮

資産額を増やすなら、インデックス投資一筋が合理的。キャッシュフローが得られないというデメリットは、機械的に売り崩すことで配当金のように認識することもできます。

しかし私はこうも思います。

売るのって結構エネルギー使いそう。

毎月の買い付けでさえ、「昨日の方が安く買えたなぁ」「あぁ、買った瞬間下がった~」などと邪念が入るのです。

インデックス投資でFIREできるだけの資金を用意できたとして、私の性格上、資産の取り崩しにかなりのエネルギーを要することは想像に難くありません。取り崩し失敗=FIRE失敗となるのですから、暴落局面での取り崩しや減っていく元本には神経質にもなります。

その点、高配当株投資は基本的に売り時を考える必要がなく、受取配当金≧生活費となっていればFIREを失敗することがありません。

一番怖い暴落局面においても、配当金は株価より下がりにくい傾向があるのもメリットです。

投資手法をリスク分散したい

もう一つの理由は、未来はいつでも分からないということです。

これまで合理的とされてきた投資手法がこの先も合理的であり続ける保証はなく、インデックス投資に逆風が吹くかもしれないし、高配当株投資が憂き目にあうかもしれません。

長期投資は一番失敗できない投資です。

時間という取り戻せない最重要資本を使うため、リターンが少々押し下がったとしても大失敗は是が非でも避けたいのが本音です。

全くやっていなかった投資手法への切り替え「0⇒1」は大変ですが、少額でもやっていればポートフォリオの比率調整は容易です。どちらにも片足を突っ込んでおくことで、投資手法をリスク分散したいというのが私の考えです。

迷うならインデックス投資から始めるのがおすすめ

今から投資を始める方や投資手法を迷っている方には、インデックス投資をおすすめします。

まずは投資に慣れることが先決。銘柄研究が必要な高配当株投資に比べて手間が少なく済みます。余裕が出て双方のメリットとデメリットが腹落ちしてきたら、高配当株投資を検討すればよいのではないかと思います。

私もインデックス投資から始め、自分の性格に合っていると感じる高配当株投資の比率を少しずつ高めていっている最中です。少額からスタートして、自分に合う投資手法を徐々に模索していくのが得策。何も焦ることはありません。

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