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ポートフォリオ(2025年7月末時点)

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みなさん、こんにちは。7月相場も絶好調でしたね。

資産額が増えてウハウハな展開な一方で、毎月ウォッチリストを眺めているとさすがにおいしい利回り水準の銘柄が減ってきた印象。まだあるにはあるんですけどね。

記事を書いている8月時点で日経平均は4万3000円にタッチしましたし、さすがに加熱しすぎ(あついのは気温だけにしときなよ)とぼちぼち思っていたところです。

保有株を売ったりはしませんが、現金を貯めとくのも選択肢になる局面かなとも思っています。この株価水準がずっと続くとは思えませんし。まだ上がるかもしれませんが、もう下がるかもしれません。株式市場はいつだって一寸先は闇。深追いは禁物ですよ~

さて、それでは2025年7月末時点のポートフォリオを紹介します。

2025年7月末時点の資産状況

2025年7月末時点の金融資産額=16,876,196円

2025年6月末時点の金融資産額=15,919,949円

(前月比:+956,247円)

先月の振り返り

7月相場まとめ

  • 【米株式市場】S&P500、ナスダックが最高値更新
  • 【日経平均株価】41,000円台へ、TOPIXが最高値更新
  • 【日米の為替レート】144円⇒150円へ大幅に円安進む
  • 【ゴールド】最高値更新後、米の利下げ観測後退で下落

日経平均株価は続伸して一時4万2000円に達し、最終的には4万1000円台で着地。そしてTOPIXは日経平均を上回る3%超の上昇率で最高値を更新しました。米国株も関税交渉進展などの材料があって3指数とも上昇。S&P500とナスダックは最高値を更新しました。

また、米長期金利は減税法案可決で財政赤字拡大の懸念から上昇。日米の為替レートは144円から150円まで円安が進みました。

私のポートフォリオは100万円弱の大幅上昇。日米株式の上昇に加えて為替が大きく円安に振れたため、資産額が跳ね上がりました。

▼7月の配当金は別記事にまとめています

関連記事:受取配当金・分配金実績(2025年7月)

ポートフォリオの運用方針

ポートフォリオの核は株式、インデックスETFと高配当株の二刀流で運用しています。

ポートフォリオのマイルール

  • インデックスと高配当株の比率=徐々に1:3へ
  • インデックスETF(VOO,VEA,VWO)=徐々にオルカンへ移行
  • 米国債券10%以内
  • ゴールド、暗号資産=徐々に構成比率を下げる

毎月の買い増し方法

  • 積立合計額の目安=約20万円/月
  • 新NISAつみたて投資枠=5万円(オルカン)
  • 新NISA成長投資枠・その他=10万円
  • 外貨買い付け=5万円分(米国高配当ETF)
  • eMAXIS Slim全世界株式
  • パラマウントベッドHD(7817)
  • VIG
  • HDV
  • SPYD
  • TLT

今月は新NISAつみたて投資枠でオルカンを積み立てて、成長投資枠では新規銘柄のパラマウントベッド(7817)を購入しました。

また、今月はリバランスを実施。VOO、VEA、VWOを売却し、売却資金をVIGやHDV、TLTに振り向けました。

高配当銘柄の内訳

<米国>

  • 【買い増し】VIG
  • 【買い増し】HDV
  • 【買い増し】SPYD

<日本>

  • INPEX(1605)
  • 明豊ファシリティワークス(1717)
  • 日東富士製粉(2003)
  • JACリクルートメント(2124)
  • アルトナー(2163)
  • あいHD(3076)
  • 旭化成(3407)
  • 朝日ネット(3834)
  • 日本曹達(4041)
  • 信越化学(4063)
  • アステラス製薬(4503)
  • アマダ(6113)
  • 村上開明堂(7292)
  • 【NEW】パラマウントベッドホールディングス(7817)
  • 三井物産(8031)
  • 三菱商事(8058)
  • 三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)
  • 三井住友フィナンシャルグループ(8316)
  • オリックス(8591)
  • 三菱HCキャピタル(8593)
  • KDDI(9433)

今回は、新規購入したパラマウントベッドHD(7817)について詳しく見ていきます。

【新規銘柄】パラマウントベッドHD(7817)

パラマウントベッドHDはシェア7割を誇る国内最大手の医療・介護用ベッドメーカー。自己資本比率75%、営業利益率は10%超を誇る3月決算銘柄です。

パラマウントベッドHD(2025年8月14日時点)

  • 医療用・介護用ベッドの国内最大手でシェア7割。福祉用具レンタルも。
  • 株価:2,651円/PER:14.86/PBR:1.10
  • 配当利回り(予想):4.72%

直近の決算

直近では26年3月期の1Q決算が発表されています。

25年3月期
(百万円)
26年3月期
(百万円)
前年増減率
(%)
売上高23,14522,257△3.8
営業利益1,5931,086△31.8
経常利益2,1361,148△46.2
純利益1,5661,085△30.7
2026年3月期 第1四半期決算短信より作成

注目ポイント

  • 直近の業績は正直いって微妙
  • 通期の進捗率は約10%だが業績修正はなし

景気がどうであろうと医療・介護現場にベッドは必要ですし、この会社はディフェンシブ銘柄だと考えています。とはいえ景気の影響を受けないわけではありません。今回の減収減益は物価高からきた不景気が原因です。

決算短信によれば「国内の人手不足や光熱費・資材価格の高騰などが病院経営に響き、設備投資に対する様子見が続いているからベッド・備品等の販売が低調に推移」とあります。

業績の進捗率は10%程度なんですが、業績見通しの修正がないのはまだ第1Qだからでしょう。一応第2Qからは「在宅介護向け主力ベッドのモデルチェンジを計画」とあるのでここからの巻き返しを期待したいところです。

業績予想

26年期の業績予想を紹介しておきます。今のところ増収増益計画となってはいます。

25年3月期
(百万円)
26年3月期予想
(百万円)
前年増減率
(%)
売上高108,583113,0004.1
営業利益12,97713,8006.3
経常利益12,84614,20010.5
当期純利益9,08310,00010.1
2025年3月期 決算説明会プレゼンテーション資料より作成

1株当たりの配当実績

続いて配当金の実績を見ていきます。

年度1株配当増配率
2016年期35.0
2017年期45.028.6%
2018年期45.00%
2019年期50.011.1%
2020年期50.00%
2021年期51.53.0%
2022年期55.06.8%
2023年期59.07.3%
2024年期65.010.2%
2025年期97.049.2%
2026年期(予想)125.028.9%
IRバンクより作成

注目ポイント

  • 10年以上減配なし
  • 26年期からDOE5.0%を導入

配当金の支払いは非常に立派な実績を誇ります。10年以上減配していないですし、25年期にDOE4.0%を導入したかと思えば26年期は5.0%へ引き上げを宣言しました。株主還元に注力していこうという意思が目に見えて分かります。

とはいえ、そんなにどんどん引き上げなくてもよかったのにと思っているのも事実。25年期の配当実績で計算すると配当性向60%で少々高いんですよね。財務状況は非常に健全でDOEを5.0%に引き上げたばかりなので26年期は減配しないと思いますが、業績こけたけど意地で配当金はキープして配当性向は100%近いなんて事態はぜひ回避していただきたいですね。

ともあれ、こういった好財務銘柄をおいしい配当利回りで拾えるのはある程度業績に不安があるときでもあります。医療・介護ベッドという高齢社会で需要がなくならない業態という安心感もありますし、長期的保有目的なら直近の業績不安は引き受ける価値があるのかなと思っています。チャンスがあれば今後もどんどん買い増していきたいです。

今後の方針

オルカン積立と米国ETFの外貨購入は何も変わらず淡々と継続します。新NISA成長投資枠は月初にすでにパラマウントベッドHDの買い増しを終えました。7月末に第1Qの決算発表があり、直後に下落したので早速追加で拾わせていただきました。100株からは株主優待もありますので今後も優先して株数を増やしていくつもりです。

購入を検討中の個別銘柄

最後に、ウォッチリストの中から過去の配当利回りなどを見て、購入タイミングが近そうな銘柄を紹介します。

  • アクシーズ(1381)
  • INPEX(1605)
  • ライト工業(1926)
  • 積水ハウス(1928)
  • CDS(2169)
  • 雪印メグミルク(2270)
  • 学情(2301)
  • キリンHD(2503)
  • あいホールディングス(3076)
  • 宮地エンジニアリング(3431)
  • 王子ホールディングス(3861)
  • ザ・パック(3950)
  • アステラス製薬(4503)
  • エックスネット(4762)
  • ニチリン(5184)
  • 日本セラミック(6929)
  • 全国保証(7164)
  • キヤノン(7751)
  • パラマウントベッド(7817)
  • ニホンフラッシュ(7820)
  • 三井物産(8031)
  • 中央自動車(8117)
  • 第一生命HLDS(8750)
  • センチュリー21・ジャパン(8898)

ウォッチリストから選抜し、配当利回りの推移などから買い時が近いと思われる銘柄です。売買の最終判断は、財務状況や直近のニュース、決算発表を確認してから行います。

参考にされる際、投資判断は自己責任でお願いいたします。

▼株価が自動更新される銘柄リストの作り方を紹介

関連記事:株価が自動更新される!エクセルを使った銘柄リストの作り方

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